|
精神疾患の多くは慢性疾患であり、その薬物治療は他の慢性疾患(たとえば高血圧症、脂質異常症や糖尿病など)と同じように「飲み続ける」ことが大切です。
そのため患者様一人ひとりが薬物治療を継続できるように剤形(お薬の形や大きさ)、用法(いつ飲むか)、薬剤数などを考える必要があります。
精神科病院での薬剤師の仕事は調剤業務のみと思われている方も多いかもしれません。
しかし実際は調剤業務(入院患者様のみ)をはじめ、患者個別を対象にした薬剤管理指導業務を行うとともに、集団を対象にした集団精神療法などにも参加しております。
精神科医療は多職種で連携を図ることが大切であり、それにより「薬剤師」の枠にとらわれることなく、医療人としてのスキルを向上することができます。
薬剤師の仕事に不全感を感じる方・今後に不安を感じる方など、精神科医療に従事することでそれらを解決するための「なにか」を見つけることが出来るかもしれません。
なお、有朋会は医療サービスと介護サービスを行っており、これから必要とされる医療と介護の連携に貢献することができます。
|
|
責任者 鈴木弘道 |
| |
| ■ 外来のお薬について |
|
当院では、外来診療においては院外処方せんを発行しております。
処方せんをお受け取りのあとは、発効日を含め4日以内にかかりつけの保険薬局でお薬を受け取ってください。 |
| |
| ■ 調剤業務 |
|
入院中の患者様のお薬のみの調剤です。
安心して服用していただけるように、処方箋に基づいて正確にお薬の調剤に努めております。また、処方内容に疑問があれば医師に問い合わせ、薬の相互作用や重複投与についての確認をしております。
注射薬についても、患者様ごとに1日分ずつセットしております。 |
|
|
| |
| ■ 薬剤管理指導業務 |
|
患者様が治療に参加していただけるように、薬剤師が病棟で患者様にお薬の服用方法・使用方法や使用目的などを説明したり、お薬についての疑問や服薬についての不安などにお答えしております。
また、患者様に直接伺ったり、臨床検査値を確認することにより副作用の早期発見に努めております。
退院時には、退院時薬剤管理指導を行い、退院後も服薬を継続していただけるように努めております。 |
|
|
| |
| ■集団精神療法 |
医師・看護師・管理栄養士・作業療法士・精神保健福祉士・臨床心理士などと連携を深めながら治療に参加しております。
・具体的な連携 |
| |
| ■ 医薬品管理 |
|
患者様に品質のよいお薬が滞りなく供給されるよう、病院内のお薬の管理を行っております。 |
|
|
| |
| ■ 医薬品情報提供 |
お薬を正しく使用するために必要な情報を収集・評価し、‘DIニュース’(月一回)を発行することにより、医師・看護師などの医療スタッフに情報を提供しております。 |
| |
| ■ スタッフの声 |
薬剤師 中田 智雄
他業種からの転職だったこともあり不安を抱えての入職でしたが、薬剤部内だけでなく他部署のスタッフからも温かく迎えていただいたおかげで仕事にも慣れることができました。
通常の調剤や薬剤管理指導だけではなく、精神科ならではの患者教育など他職種と連携しての業務もたくさんあり、やりがいを感じています。また、日本病院薬剤師会の専門薬剤師制度などスキルアップも可能です。私たちと一緒に働いてみませんか?
|
|
| |
| ■ 薬学部実習の受け入れ |
当院では精神科に特化した参加型実習を行うことにより、薬剤師の育成にも力を入れています。
実習の受け入れ実績
・千葉科学大学
・奥羽大学 |
| |
| ■ その他の活動 |
薬剤部では以上の業務のほかにも、入院患者様が持参されたお薬の確認、院内の各種委員会業務、院外薬局や他の病院との連携を図るための活動などがあります。
さらに、院内外で実施されるさまざまな研修会、勉強会や学会に参加し、自己研鑽に努めており、精神科薬剤師業務の向上を目的として、学会発表も積極的に行っています。 |
| |
| ■ 専門薬剤師育成 |
当院では臨床研究も薬剤師の業務と位置付け、日々取り組んでおります。そして、専門薬剤師や質の高いジェネラリストを育成に努めております。 |
| 日本病院薬剤師会精神科薬物療法
認定薬剤師
|
鈴木 弘道 |
| 日本薬剤師研修センター認定薬剤師 |
鈴木 弘道、中田 智雄 |
| 認定実務実習指導薬剤師 |
鈴木 弘道、中田 智雄 |
|
| |
| ■ 業績 |
学会発表
| 発表日 |
学会 |
業績内容 |
2007.8 |
日本病院薬剤師会関東ブロック第37回学術大会 |
栗田病院に勤務する看護師を対象とした消毒剤の使用実態調査 |
2009.3 |
日本薬学会第129年会 |
精神科入院患者における腎機能の調査 |
2009.8 |
日本病院薬剤師会関東ブロック第39回学術大会 |
薬物相互作用によりけいれんを呈した一症例への薬剤師のかかわり |
2009.10 |
第19回日本医療薬学会年会 |
認知症治療病棟における薬剤師の取り組み |
2010.8 |
日本病院薬剤師会関東ブロック第40回学術大会 |
医療法人社団 有朋会 栗田病院における抗精神病薬の処方動向 |
2010.9 |
第20回日本臨床精神神経薬理学会・第40回日本神経精神薬理学会合同年会 |
統合失調症患者の服薬に対する意識調査。 ―DAI-10を面接ツールとして用いて― |
2010.11 |
第38回日本精神科病院協会精神医学会 |
統合失調症患者の薬のイメージ ―KJ法を用いた検討― |
2010.11 |
第21回茨城県薬剤師学術大会 |
精神科病院における薬剤師の取り組み (学術大会賞受賞) |
2011.7 |
第39回日本精神科病院協会精神医学会 |
服薬介助の負担感に関する調査 |
2011.10 |
第21回日本臨床精神神経薬理学会・第41回日本神経精神薬理学会合同年会 |
多飲水行動に及ぼす向精神薬の影響 ―多飲水患者と非多飲水患者の処方比較― |
2011.11 |
第22回茨城県薬剤師学術大会 |
統合失調症患者に対する服薬指導 |
その他
| 発表日 |
業績内容 |
2010 |
薬剤師の立ち位置を生かした認知症高齢者の薬学的ケア,GSK pharmacist journal,Vol.8,No.3,P12-14(2010)>>[PDF:530K] |
2010 |
認知症治療病棟での薬学的管理におけるBeers Criteria日本語版の有用性の検討,Clinical Pharmacist Vol.2,No.5,P85-87(2010) |
|
| |
| お薬について、疑問なことや不安なこと、気付いたことがありましたら、お気軽に声をかけてください。また、見学を希望される方はお問い合わせください。 |
| |
| ■ 薬剤師の職員募集情報 |
| ■ 薬剤部Q&Aへ |
| |